陶氏診療院

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哲学者と長寿
カテゴリー 中国医学
北京大学哲学部の教授である楼宇烈氏(男性・90歳)は、同大学哲学部東洋哲学教育研究室の室長(1985年12月より務める)であり、北京大学宗教研究所および山品堂中国学院の名誉院長も務めています。最近のインタビューで、楼氏は北京大学哲学部を「長寿の部」と称しました。

たとえば、かつての名教授たちも長寿で知られており、馮友蘭先生は95歳(1895-1990)、張岱年先生も95歳(1909-2004)、周輔成先生は98歳(1911-2009)、金岳霖先生も90歳(1895-1984)まで生きました。現在も90歳を超えて活躍する先生が3名おり、80歳以上の先生は23名にのぼります。

なぜ哲学部の教授たちは長寿なのか。それは、哲学が生命の科学であり、健全に生きるための知恵を導き出す学問であるからです。哲学を学ぶことで、人はこの世界に存在するすべての矛盾やその解決法に気づきます。具体的には、食事や睡眠のとり方、予測不可能な出来事への対処法、そして存在の意味や目的について理解を深めていくのです。

また、中国医学も哲学の一種といえます。真の中国医学を学ぶことによっても、自然と長寿を目指すことが可能です。健康で長生きを望む方には、中国医学の学習をお勧めします。
2024-11-08