2021-02-06
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.11 感染症対応の戦略と戦術
2021-01-12
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.10 恐怖感と免疫
2020-12-26
陶氏療法
2020-12-09
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.9 食品のロスと人生
2020-11-20
2021年保存版ホームドクター
2020-11-19
今がチャンス
2020-11-11
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.8 小鳥の鳴き声、虫の音色
2020-10-17
予防医学の最先端
2020-10-02
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.7 風邪(ふうじゃ)
2020-09-20
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.6 二つの代謝
2020-08-02
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.5 脳と糖質と主食
2020-07-16
ウイルスが生息しにくい環境に
2020-07-08
ホームドクターの書店販売開始
2020-07-03
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.4 コロナ後の世界は
2020-06-12
感染症予防対策で中国療法を提唱
9
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.12 感染症予防の最後の砦
高陽社の月間コーヨーライフ2021年三月号に、「ドクター陶の健康コラム・新連載」。内容を紹介します。
感染症予防の最後の砦
人類はその進化の歴史のなかで、たくさんの感染症パンデミックに遭遇してきました。しかし最終的にはいつも人類と感染症はバランスをとって、地球上に共存共栄しています。今回の新型コロナウイルスも、過去のインフルエンザ等の流行の歴史と同じように、人類の日常生活とのバランスをとって、共存するようになると思われます。
厚生労働省の「人口動態統計」によると、年毎のインフルエンザによる死亡者数は1994年は65人、1957年は7735人と、数字に幅があることがわかります。
一方、新型コロナウイルスは日本上陸から約一年が経ちましたが、2月16日現在、死亡者数は7144人です。ひどいインフルエンザ流行の年のようなもの、という見方もできるかもしれません。
これを見ると、感染症と付き合うことの流れを止めることはできない一方、自分が犠牲者にならない方法は何か、考えたくなります。
それは前回もお話した通り、「隔離」に尽きると思います。第一に、感染源を隔離して、感染源となりそうな場所には行かないことです。第二に、市中感染が起きている状況下では、今度は自分を隔離して、流行が収まるまで行動範囲を制限します。それでも感染が収まらない場合は、いよいよ第三の最後の砦となります。すなわち自分が免疫力を高めることです。たとえ感染しても重症化しなければ、最悪の事態からは逃れられます。
中国医学は基礎体温を上げ、免疫力を高める方法、すなわち健康づくり=「治未病」を得意としています。感染症の流行は、これから先もいつでも起こり得ます。「治未病」を理解して実践すれば、きっとあなたは生き残る人になり、あなたの遺伝子も子孫に残って人類の進化に貢献するでしょう。
感染症予防の最後の砦
人類はその進化の歴史のなかで、たくさんの感染症パンデミックに遭遇してきました。しかし最終的にはいつも人類と感染症はバランスをとって、地球上に共存共栄しています。今回の新型コロナウイルスも、過去のインフルエンザ等の流行の歴史と同じように、人類の日常生活とのバランスをとって、共存するようになると思われます。
厚生労働省の「人口動態統計」によると、年毎のインフルエンザによる死亡者数は1994年は65人、1957年は7735人と、数字に幅があることがわかります。
一方、新型コロナウイルスは日本上陸から約一年が経ちましたが、2月16日現在、死亡者数は7144人です。ひどいインフルエンザ流行の年のようなもの、という見方もできるかもしれません。
これを見ると、感染症と付き合うことの流れを止めることはできない一方、自分が犠牲者にならない方法は何か、考えたくなります。
それは前回もお話した通り、「隔離」に尽きると思います。第一に、感染源を隔離して、感染源となりそうな場所には行かないことです。第二に、市中感染が起きている状況下では、今度は自分を隔離して、流行が収まるまで行動範囲を制限します。それでも感染が収まらない場合は、いよいよ第三の最後の砦となります。すなわち自分が免疫力を高めることです。たとえ感染しても重症化しなければ、最悪の事態からは逃れられます。
中国医学は基礎体温を上げ、免疫力を高める方法、すなわち健康づくり=「治未病」を得意としています。感染症の流行は、これから先もいつでも起こり得ます。「治未病」を理解して実践すれば、きっとあなたは生き残る人になり、あなたの遺伝子も子孫に残って人類の進化に貢献するでしょう。
2021-03-04