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2020-05-04
2020統合医療学会北海道支部ニュースレター発刊
2020-04-29
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.2 葱と大蒜(にんにく)風邪予防と治療の伝統療法
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健康管理のはじめ食材管理
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陶氏診療院のAmeba
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ドクター陶の健康コラム・連載・vol.28 東洋医学と西洋医学の認識レベル
高陽社の月間コーヨーライフ2022年七月号に、「ドクター陶の健康コラム・連載」。内容を紹介します。
東洋医学と西洋医学の認識レベル
宇宙は無から有、有から無の大循環をしています。この無と有について、東洋医学と西洋医学で認識レベルが違うことをお話したいと思います。
西洋医学が誕生する前、東洋医学(中国医学)では、生命とは無から有になるもの、また病気も無から有として発生するものと認識されていました。そのため、病気の予防や治療も、無から有になることを抑える、予防治療が中心でした。いちばん有名な言葉は「治未病」です。未病とは未来の病気のことで、健康な時は「無」の状態ですが、生活習慣や食習慣などの落とし穴に落ちると、病気が「有」の形で表れるのです。
一方、西洋医学においては、顕微鏡やレントゲンなど、目に見えない世界を器械を使って見えるようにし、大きく発展して来ました。西洋医学では臓器やそれを構成する細胞を顕微鏡で見たり、さらに詳細な検査で遺伝子の異常などを見ることで、診断と治療が成り立ちます。
遺伝子レベルまで、たどり着いた西洋医学ですが、問題は、それ以上小さな原子や電子などの世界は、まだ、なかなか見えず、深く理解ができないことです。例えば、検査データが同じふたりの人がいます。一人は走らない。しかし、もう一人は標高8千メートル級のエベレストを登頂できるとします。このエネルギーの差が説明できないのです。こうした生命のエネルギーは、西洋医学の物質的な検査では表せないのです。
東洋医学(中国医学)では、生命エネルギーについて陰陽で表しました。西洋医学の検査でわかる事は、中国医学の陰の部分のことだけで、陽のエネルギーの部分はわかりません。しかし、陽のエネルギーの根底は、小さな原子や電子、波動や光、熱や振動、電や磁などの世界と考えられます。東洋医学では、これを、「気」と呼んできました。
いわゆる「病は気から」です。その気や波動を読み、判断し、調整と治療に活かし、生命を根本的に正常に戻し、健康に保つのです。見えない世界にたどり着いた東洋医学の世界を、西洋医学で認識するには、まだ長い道のりが必要でしょう。
東洋医学と西洋医学の認識レベル
宇宙は無から有、有から無の大循環をしています。この無と有について、東洋医学と西洋医学で認識レベルが違うことをお話したいと思います。
西洋医学が誕生する前、東洋医学(中国医学)では、生命とは無から有になるもの、また病気も無から有として発生するものと認識されていました。そのため、病気の予防や治療も、無から有になることを抑える、予防治療が中心でした。いちばん有名な言葉は「治未病」です。未病とは未来の病気のことで、健康な時は「無」の状態ですが、生活習慣や食習慣などの落とし穴に落ちると、病気が「有」の形で表れるのです。
一方、西洋医学においては、顕微鏡やレントゲンなど、目に見えない世界を器械を使って見えるようにし、大きく発展して来ました。西洋医学では臓器やそれを構成する細胞を顕微鏡で見たり、さらに詳細な検査で遺伝子の異常などを見ることで、診断と治療が成り立ちます。
遺伝子レベルまで、たどり着いた西洋医学ですが、問題は、それ以上小さな原子や電子などの世界は、まだ、なかなか見えず、深く理解ができないことです。例えば、検査データが同じふたりの人がいます。一人は走らない。しかし、もう一人は標高8千メートル級のエベレストを登頂できるとします。このエネルギーの差が説明できないのです。こうした生命のエネルギーは、西洋医学の物質的な検査では表せないのです。
東洋医学(中国医学)では、生命エネルギーについて陰陽で表しました。西洋医学の検査でわかる事は、中国医学の陰の部分のことだけで、陽のエネルギーの部分はわかりません。しかし、陽のエネルギーの根底は、小さな原子や電子、波動や光、熱や振動、電や磁などの世界と考えられます。東洋医学では、これを、「気」と呼んできました。
いわゆる「病は気から」です。その気や波動を読み、判断し、調整と治療に活かし、生命を根本的に正常に戻し、健康に保つのです。見えない世界にたどり着いた東洋医学の世界を、西洋医学で認識するには、まだ長い道のりが必要でしょう。
2022-07-02