2007-04-15
2007年5月号道民雑誌月刊クォリティで紹介
2007-06-15
財界さっぽろ2007年7月号情報ウォッチング記載
2007-07-15
2007年8月号クォリティ記事記載
2007-05-15
道民の月刊誌「クオリティ」2007年が陶氏診療院の記事を記載
2007-12-15
クオリティ2008年新年一月号記載
2012-04-05
五臓六腑七情と健康掲載文のHPで紹介します。(道日中HP)
2012-04-05
第2510地区札幌東ロータリークラブ会報
2014-06-16
一人の留学生が発行した「和華」雑誌
2014-05-19
現代の漢方治療
2014-04-28
頼れる健康サポーター
9
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.13 体の陽気と癌
高陽社の月間コーヨーライフ2021年四月号に、「ドクター陶の健康コラム・新連載」。内容を紹介します。
体の陽気と癌
中国では、心臓は「君子之官(君主の役人)で、「純陽之物(陽の属性のもの)」と言われています。陽気が減ると、身体の陰陽バランスは乱れます。さらに陰気が集まると、体の細胞は硬い癌組織にになります。つまり癌は実陰です。体の陽の気は癌組織の部分に入ることができないため、癌の周囲に発散して、熱になります。癌の局部が熱い現象は、西洋医学では炎症と言います。
中国医学にとって癌の予防とは、体の陽気を十分保つことです。子どもを見るとわかるでしょう。子どもは陽気に溢れています。そのため、小児の癌は少ないです。小児の癌でも、陽気を補えば乗り越えることができます。西洋医学の抗癌剤は、すべて極陰の物質なので、中国医学では抗癌剤をすすめることはありません。
普段、私たちはどのように心臓の健康チェックすれば良いのでしょうか。答えは「頭寒足熱」になっているかどうかです。手足が温かく、頭が手足より冷えているのが正常な状態です。心臓の陽気が、小腸の働きによって手足に伝達されると、手足は温かくなります。
反対に、手足が冷えるのは陽気が足りていない証拠です。それが長期にわたると、体の弱いところに癌細胞が発生します。陽気を発生する心臓を治療できる中国医学は、同時に癌も治療できるものと言えるでしょう。
ところで春は、喘息の発作が起きやすいなど病気の多い季節です。気温の変化に応じて、特に首や喉、手首足首の防寒をし、頭寒足熱に努めましょう。ほどほどの汗をかくような運動をするのもよいでしょう。
春は「木」に属します。春の木の成長にあわせて、「辛甘発散、温補陽気」の食品をおすすめします。ニラ、ネギ、キノコ、鶏肉、牛肉、大棗(なつめ)、蜂蜜、パセリなどを料理に入れましょう。
そして春は睡眠をしっかりとることも大切です。最適な睡眠時間は、夜7時から朝3時までとなります。睡眠不足、睡眠障害、睡眠負債は、癌の発生が増える原因となります。
体の陽気と癌
中国では、心臓は「君子之官(君主の役人)で、「純陽之物(陽の属性のもの)」と言われています。陽気が減ると、身体の陰陽バランスは乱れます。さらに陰気が集まると、体の細胞は硬い癌組織にになります。つまり癌は実陰です。体の陽の気は癌組織の部分に入ることができないため、癌の周囲に発散して、熱になります。癌の局部が熱い現象は、西洋医学では炎症と言います。
中国医学にとって癌の予防とは、体の陽気を十分保つことです。子どもを見るとわかるでしょう。子どもは陽気に溢れています。そのため、小児の癌は少ないです。小児の癌でも、陽気を補えば乗り越えることができます。西洋医学の抗癌剤は、すべて極陰の物質なので、中国医学では抗癌剤をすすめることはありません。
普段、私たちはどのように心臓の健康チェックすれば良いのでしょうか。答えは「頭寒足熱」になっているかどうかです。手足が温かく、頭が手足より冷えているのが正常な状態です。心臓の陽気が、小腸の働きによって手足に伝達されると、手足は温かくなります。
反対に、手足が冷えるのは陽気が足りていない証拠です。それが長期にわたると、体の弱いところに癌細胞が発生します。陽気を発生する心臓を治療できる中国医学は、同時に癌も治療できるものと言えるでしょう。
ところで春は、喘息の発作が起きやすいなど病気の多い季節です。気温の変化に応じて、特に首や喉、手首足首の防寒をし、頭寒足熱に努めましょう。ほどほどの汗をかくような運動をするのもよいでしょう。
春は「木」に属します。春の木の成長にあわせて、「辛甘発散、温補陽気」の食品をおすすめします。ニラ、ネギ、キノコ、鶏肉、牛肉、大棗(なつめ)、蜂蜜、パセリなどを料理に入れましょう。
そして春は睡眠をしっかりとることも大切です。最適な睡眠時間は、夜7時から朝3時までとなります。睡眠不足、睡眠障害、睡眠負債は、癌の発生が増える原因となります。
2021-04-01