高陽社の月間コーヨーライフ2023年九月号に、「ドクター陶の健康コラム・連載」。内容を紹介します。

生命の振動

生命の本質は何でしょう？生命科学の学者は、一生をかけて、その答えを探し続けています。

地球上の生命は、目に見えない微生物から、シロナガスクジラのような大型（体長最大34m）の生物まで、さまざまなものがあります。植物も生物の一種です。アメリカのオレゴン州にあるマルール国有林という場所の一角に、巨大なオニナラタケの群生地があります。このキノコのDNAを調べたところ、全て同じDNAをもっていることが分かりました。同一のキノコだと分かったオニナラタケの群生地の範囲は地表面積にして約8.9k㎡。十分大きいです。

どんな大きさの生物も、生きる、繁殖する、子孫を残すなど、生命としての本質は同じです。

生命はいろいろな物質から、良い振動を受けて、エネルギーとして自分の代謝に使います。実は光も振動、音楽も振動、色も、形も、風も波も振動です。

食物についても、いい振動=栄養と理解できます。食物は、匂いも、味も、独自の振動を持っています。振動は、様々な食物における基本エネルギーの形で、それを摂取することで、生物は生命を支えてきました。

あらゆる生物は、経験と進化の過程で、それぞれ自分に合う振動の食物を選び、独自の代謝をしてきました。しかし、人類は氷を使い始め、さらにはいろいろな加工手段で、その食物が持つ本来の振動を変えてから食べているのです。見た目は食物なのに、食物本来の振動は変わって、人類に向かないものになることもあります。それを摂取し続けると、体は様々な症状を発症して病気になります。そこで、さらに、その症状を抑えるために、人類はまたいろいろな振動を持つ薬を使って対症療法をとっています振動が乱れる根本的な原因に達戻らないと、解決は難しいでしょう。

このように、生命の本質を振動との関連で捉えると、人も、良い振動の環境で、良い子振動の食物を食べることが健全な体になる道だと思いますが、いかがでしょう。
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