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医学の教科書を書きなおす?
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中国CCTV世界地理の番組で、BBC去年の番組「Horozon Eat、Fast and live Longer」(内容は食事と断食と長生き)を見ました。取材記者はMichael Mosleyです。

驚いたのは現代医学で研究した結果は、今の医学書を書きなおすほどの内容です。アメリカの研究によると、人々の遺伝子の選択は出来ないけど、自分が一生で食べるものを選べます。食べ物は寿命と密接関係しています。何を食べるかと何時、どう食べるかも深い関係があります。

始めに、アメリカ1929-33年の大干ばつと食料不足の時の人々の寿命関係のデーターです。当時、アメリカは経済大不振時期で、誰でも住民の寿命は短くなると予測したけど、なんと平均寿命は6年も延びました。30年代の研究は食料を制限すると、動物の寿命は延びました。問題は人類も通用しますか?

その研究は80年代に結論が出ました。答えは見つかりました。

一つは断食療法です。三日間の断食すると、健康状況は良くなりました。数ヶ月一回で維持すると、生活習慣病の発症率は万分の一に下がります。

二つ目は一日おきの断食療法です。一日おきの断食と言っても、完全断食ではなく、その日カロリーを400-500calの野菜と果物中心する食事をします。

どちらでも少食のことで、痴呆にも有効と言われ、ただ、その結果は、過食する現代生活に水をかけました。

一日400calでも元気に生きているから、今の医学の教科書に書いた人が毎日必要なカロリーの四分の一で、とても合わない数字です。しかし、事実の前に、どう理解するかは個人の問題で、結果は認めないといけないです。

しかし、その研究結果は伝統医学や中国医学でも2000年前から指導していたものと同じで、とても感心しました。
2015-02-28