陶氏診療院

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戦争反省のポイント
カテゴリー 日本
8月13-14日、NHKスペシャル 「新・ドキュメント太平洋戦争1942大日本帝国の分岐点」の前編と後編を見ました。戦争反対する観点で、戦争防ぐための反省、新たな発見があるかなあと思って、遅い時間でも、頑張って見ました。

《戦時下に個人が記した日記や手記などの「エゴドキュメント」をもとに、日本の繰り広げた戦争を個人の視点から1年ごとに追体験するシリーズ。1942年は「大日本帝国の分岐点」をみつめる。開戦以来勝利を重ねてきた日本。6月のミッドウェー海戦で敗北。戦況が悪化する中、東南アジアの占領地でも日本の支配が揺らいでいく。そして、ガダルカナルの戦い。最新の技術を使い、兵士たちの言葉から、「戦場の現実」を伝える。》

番組の紹介内容のように、戦術面で、戦況の悪化に対して、軍部の隠蔽考え、報道陣の無念さ、自国の損失は1/5にし、相手の損失は6倍拡大し、国民に誤解をさせました。

最後までを見ても、「新・ドキュメント」の「新」が見つからなかったです。いつも戦術面で、解釈を探す反省番組、戦争の根本的な原因が見つからないと、戦争防止には無力でしょう。

最も戦略レベルで、戦争反省の原因を聞きたいけど、なかなか出てこないです。戦後77年も経過して、犠牲にした国民や、被害された人々に、答えをいつ出すのかは、待ち続けていました。日本中に、賢明な人が出るまで、待つしかないかしら。

東洋人は、内部問題があっても、侵略や植民地作ることはなかったです。欧米の植民政策を真似することは、最大の戦略の間違いではないでしょうか。過去失敗の問題を分析の能力により、国の未来にも関わる大事なことで、早く目を覚めて、日本本来の誇りと伝統文化を戻ってほしいです。技術は欧米に学ぶのはいいけど、政治や国作るの理念は、日本本来の思想、もしか縄文人の哲学に勉強した方が一番似合うではないでしょうか。
2022-08-15