陶氏診療院

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「日本文化と禅の心」
カテゴリー 日本
日本文化と禅の心特定非営利活動法人ことばのひろば五億の鈴の音主催のことばの講演会「日本文化と禅の心」に参加しました。講師は85歳の西村惠信氏でした。

二歳から臨済宗妙心寺派興福寺の従弟として僧籍に入り、今は花園大学名誉教授、臨済宗興福寺閑栖です。西村禅僧は過去の大変な修行、海外の勉強、師匠の指導、先人の知恵をまとめ、たくさんの著作があります。講演中、禅の修行を面白い言葉で話しました。「1.掃除;2.看経;3.4.なし;5.坐禅+悟」でした。

「坐禅して仏になれるなら、カエルでもできるでしょう?」、禅僧の究極の悟りは「生き方と立派に死ぬこと」と紹介して、中国では、立って、坐って往生した禅僧がいる程、生きがいが考えるのは坐禅を勧めました。禅は「己事究明の宗教」と言えます。

大灯国師の人生生活の信条を紹介して、とても勉強になりました。①一日一度は静かに坐って、身体と呼吸と心を調えましょう:②人間の尊さにめざめ 自分の生活も他人の生活も大切にしましょう。③生かされている自分に感謝し 報恩の行を積みましょう。
2019-02-10