陶氏診療院

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かかりつけ病院の医者とホームドクター
カテゴリー 日本
医療制度により、健康のケア、病気の治療には、いろいろな方があります。

中国上海市に生まれた私、両親は会社に努め、会社からの保険で、安いお金で病院で診療ができます。もちろん、出会っているのは「かかりつけの病院」の医者で、自分の過去の外来のカルテで繋がり、先生は毎回ほぼ初対面です。

健康のことは、時間軸として、発生と発展します。短時間で過去を知ることも大変でしょう。西洋医学では、簡単な問診を使い、現在の忙しい診療では問診の時間がないから、医者に会う前に、看護婦から問診を受け、記録します。それに問題があるから、最近AIを導入して、なるべく誤診の少ない努力で、新しい医療を考えています。

日本に来ても、上海と同じ医療システムで、かかりつけ病院の医者しかないです。病院を変われば、すべて、問診や検査などをやり直します。

8年前、オーストラリアとニュージーランドへ行きました。現地の中国人から、向こうの医療システムを聞いて、驚きました。

ホームドクター制度で、私のイメージで、最も人間性に近い医療でしょう。

友人によると、初めて入国する時、現地の役員から、中国語できるホームドクターを数人紹介して、中に一人選んで、自分の家族のホームドクターとして、これからの健康管理や医療行為を行います。時間を十分とって、家族の皆さんの健康状況(病気する時ではなく)を事前に計り、何か異常が出たら、まずホームドクターに連絡して、相談と処置をします。よほど専門医療を必要時、ホームドクターからの紹介で、最善の医療を受けれます。その時に、すべて公費で行います。

二つ医療システムを見て、どうも中国や日本のかかりつけ病院の医者の方が、無駄と効率が低く感じます。

中国の病院を経験して、北海道大学大学院卒業後、陶氏診療院も20年経験して、ホームドクターを目指して、なるべく患者とその家族のことも相談受け、いろいろな助言を提供します。全国の患者から電話が来て、もちろん無料ですけど、わずかの相談は、患者として、絶大の応援力として受けて、信頼関係も作り、のちその信頼関係はこれからの健康作りにもプラスになるでしょう。皆さんも自分の心に信頼するホームドクターを作ってください。
2018-11-24