陶氏診療院

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生命力の根源
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最近、仙台から乳がんの患者さん(AMさん)が施療に来ました。患者は今年54歳、9年前右側乳がんと診断され、リンパや肺へ転移もあり、数回余命三ヶ月と言われ、手術はできない状態で、放射線しかできないと病院の診断です。しかし、放射線の副作用が絶えなく、胸水が出るため、呼吸困難になり、毎日酸素を吸いながら、生活をしています。

陶氏診療院を紹介されて、体調で来れないから、メールでご主人から問い合わせがあり、いろいろな自分ができる食事療法、生活習慣改善方法を教えて、晩御飯を抜いたら、なんと10㎏も減量しました。栄養足りるかどうか心配までしました。

腫瘍は確かに胸の前に成長して、見た目でも大変でした。しかし、本人は札幌へ行く信念で、いろいろな対症療法を利用しながら、1月21日、飛行機が乗れないから、新幹線で八時間かけで車いすと酸素ポンプを備えて、札幌に来ました。三日間の施療で、少し元気になり帰りました。今週は二回目に来ました。一泊して二回施療を受けて帰りました。大きな変化は、夫婦の仲良さが戻ってきました。自分で初回来た時の三回の施療は、主人にも受けてほしい、献身的介護している主人の健康を意識するほど、本来夫婦愛の元でしょう。

病院の先生も、AMさんの生命力に驚いたみたいです。12月の血液検査は、以前より良くなりました。腫瘍マーカーも下がり始めました。

確か乳がんがあって、転移もあって、大変ですけど、しかし、生命力は腫瘍があるからダメではなく、腫瘍は本人への気付きしかないと思い、その気付きを正しく受け止めれば、新しい生命も誕生するでしょう。夫婦のコミュニケーションがうまくいかない過去を理解して、今こそ、連携を取れば、明るい明日も見えてくるでしょう。札幌に2回も来たことで、自分の自然治癒力を信じて、ヤル気が向上になるでしょう。

頑張れ、AM夫婦。
2019-01-30