陶氏診療院

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造血と蔵血
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ぞうけつと言ったら、造血と浮かびます。実は、もう一つ蔵血がありました。それは人の正常新陳代謝に欠かせない大事な肝腎な仕事です。

まず、造血を先に説明しましょう。現代医学でも証明されるように、造血の場所は骨髄;造血の原料は消化器官から吸収する健康な食物;造血のスタートは腎臓の造血ホルモンを分泌する;最も大事な集大成役は「骨休み」です。そこは、西洋医学でもはっきりしないところで、造血ホルモンが出す時間は午後の5時から7時、骨休み時間はその後の午後7時から、朝一時です。骨休みの時間です。

次は蔵血のことを言います。蔵血の蔵は貯蔵の蔵で、それを担う臓器は肝臓です。西洋医学でも分かるように、肝臓が蔵血ができなくなると、貧血や女性の生理異常、出血や血が固まらないなどのいろいろな病気が現します。

肝臓に蔵血される時間は朝の1時から3時;働く時の条件も安静で、横になる事です。骨休みと同じ体勢です。

造血と蔵血のことが分かったら、人はなぜ寝るのが必要、何時から何時まで寝ることも分かるでしょう。

自分の日常生活をチェックしてみてください。造血と蔵血が必要ですか?必要になったら、しっかり「骨休み」時間と「肝臓が働く」時間を安静して、身体の主人公にしっかりなってください。人生の大事なことは、働くより、まず正しく寝ることでしょう。(笑)
2019-01-16