陶氏診療院

アクセスカウンター


▼講演会バックナンバー
過去ブログはこちらから
病と気
カテゴリー 講演会
病が気から、それは誰でも分かる事でしょう。しかし、具体的な病気になると、どのような「気」の働きをするのかは、様々な形になるでしょう。

友人であり、73歳の男性が、先日亡くなりました。病名は「すい臓がん」でした。去年12月異変を感じ、病院の検査で指摘され、今年一月市立病院で生検をしたところ、膵管癌と診断されました。生検検査を受け、その検査だけでもかなり衝撃を受け、本人は三日起きれないほど、ダメージを受けました。

その時、偶然に電話をしました。事情を聴いて、中国医学をやってみませんかと誘ったら、すぐ陶氏療法を取り入れました。四か月体質改善を目標して、持病の高血圧、糖尿病も三か月ほど努力することで、薬なしで正常になりました。できないことは、大事な睡眠でした。眠剤が手放しができないほど、深刻な睡眠障害でした。月ごとの検査は、腫瘍マーカー以外には、全部正常になりました。腫瘍に対して恐怖感は残ったままでした。

八月全国民に衝撃なニュースがありました。沖縄翁長知事、四月すい臓がんを発見して、八月に亡くなりました。そのニュースも聞いて友人本人は、かなりショックでした。腫瘍マーカーが下がらないことで、不安と恐怖があり、睡眠も改善できなかったです。再婚した奥さんに少しお金を残したい優しい心が出て、奥さんに頼んで、自宅での努力を放置することを診療院に言わないでください。十月十六日ホスピスケアのつもりで入院して、十一月十五日生命の終止符をしました。奥さんから、すい臓がん全身転移しても、痛みがあまりなかった事と、十一ヶ月も普通に過ごせたことに感謝をもらいました。

病が気から、生きる気がなくなった途端、生命のロウソクもすぐ消えるでしょう。十月二十五日、見舞いに行った時も、日中友好の事を語ると、起き上がる程おしゃべりしました。

葬式の法話を聞いて、それぞれの人が、使命を持って、皆さんに教えていただきました。友人は病のことだけではなく、生前日中友好の貢献を絶大にあり、中国人として、こころから感謝と尊敬をします。おやすみなさいと冥福を祈ります。
2018-11-20