陶氏診療院

アクセスカウンター


▼講演会バックナンバー
過去ブログはこちらから
学会発表
カテゴリー 講演会
10月8日、第22回日本統合医療学会最後の一般演題(口演)の最後の発表に当たり、「黄帝内経の健康理念と食養生法指導による癌患者回復二例報告」を発表しました。

「病例1は男性、69歳。2014年狭心症で手術、2016年4月大腸がん手術した後、抗がん剤治療中、肝臓癌転移、2017年2月肝臓転移癌の摘出手術した。抗がん剤を拒否し、2月25日に診療開始。一週間後、起床直後に排便ができ、心理指導で家族関係を改善、四か月後、検査はすべて正常値にもどった。夫婦の新幹線旅行が出来、去年家族9人のフィリピンセブ島、今年は沖縄石垣島旅行した。

病例2は女性、67歳。B型肝炎ウイルスキャリア、2008年肝臓がん診断され、ラジオ波焼灼療法で腫瘍消えた。2012年7月定期検査で、肝臓がんが再発した、診療開始。初回施療後持病のかかとの痛みが消え、首のイボも消え、三か月後予定のラジオ波治療の入院検査で、再発した肝臓がんが消失したことが認められ、退院した。その後の定期検査実施、六年経過し、肝臓がん再発は認められていない。

考察として、二人癌患者が、西洋医学のみでは癌の進展を抑えられないから、癌に対しての恐怖心が強い。中国医学治未病の指導と健康作りのことを理解して、体質改善四か月努力後癌が消え、今でも再発なし、
QOLが向上した。」(第22回日本統合医療学会抄録集によりP237より)

癌の再発、癌の転移、西洋医学では末期や晩期と言われます。現在の治療成功率は1%しかないです。今回は中国医学の指導で、二人の成功が、今は癌で悩んでいる方に参考になるでしょう。
2018-10-16