陶氏診療院

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発生学から考える健康法
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人間は水から(羊水)から、上陸(出産)して、生きる環境が変わり、身体の変化により、健康に注意することがあります。

呼吸系:胎内にいる時、胎児は血液交換で酸素や栄養を取ります。生まれてから、呼吸が始まりました。鼻呼吸は当たり前ですけど、離乳食を早めると、口呼吸になり、歯の並びも悪影響が出ます。

循環系:胎内にいる時、1/6重力(G)を受けたけど、生まれると、寝てても1G、立ったら2Gを受けました。血圧も15mmHg から、90-103mmHg まで上がり、疲れた身体が横にして、休みましょう。

造血系:胎内にいる時、いろいろな臓器(肝臓、脾臓、卵黄嚢、骨髄)から造血がするけど、生まれた後、骨髄しか造血しませんでした。成長や修復するため、骨休みが一番大事です。造血するホルモン分泌は午後5-7時、骨休み(造血)時間は午後7-朝1時、間違ったら、大変でしょう。

免疫系:胎内にいる時、身体が無菌状態で、免疫能力はゼロでした。生まれてから、いろいろな病原菌を防ぐため、母乳からの十分な免疫力をいただきましょう。早く離乳するのは、免疫不全(アトピー、アレルギー、成人の免疫疾患)になります。理想な母乳は三歳乳歯が生え終わる時でしょう。

環境温度:胎内にいる時、37度の体温を保っているけど、生まれたら、環境温度が下がり、特に飲食による消化器官を冷えないようにしてください。

運動系:胎内にいる時、骨格筋が鍛えしなくても、生命が成長します。生まれたら、必要以上の骨格筋鍛錬は身体が酸化するので、夕方(造血時間)競技スポーツは控えましょう。

自然界動物は本能で生きています。人間は大脳を発達して、環境改造ができ、生きる環境が改善と改悪もあり、しっかり人類の発生学を理解して、元気になりましょう。

9月21日の無料医学勉強会が、「発生学から考える健康法」を語りました。
2017-09-23