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死亡率から見る感染症の危険性
カテゴリー 陶氏療法
コロナウイルスは人から人への冬季流行した風邪(呼吸器病気)の病原菌として、主に四つがあり、Human Coronavirus (HCoV): HCoV-229E、HCoV-OC43、HCoV-NL63、HCoV-HKU1。普通は症状が軽く、たまに高熱があっても、すぐよくなります。その四種類のほかに、動物から人への重症急性呼吸器症候群(SARS-CoV)と中東呼吸器症候群(MERS-CoV)もコロナウイルスです。

今回、中国武漢で発症した新型コロナウイルスも動物から人へ、SARS-CoVに似ているけど、重症率と死亡率は低いが、感染率は高いから、17年前のSARSの恐怖感が残り、大変なことになりました。

死亡率から見ると、中東呼吸器症候群(MERS-CoV)は40.7%、重症急性呼吸器症候群(SARS-CoV)は9.6%、2019-nCoV (新型コロナウイルス)は今までのデータを見ると、約2.1%(2月4日、確定患者20520人、死亡者426人)、普通のインフルエンザは0.1-2.0%、今回の新型肺炎の危険度が少し見えてくるでしょう。

全体像を見ながら、冷静に対応することが大事です。今回の病気は軽症が多いから、ほとんど二週間ほどで、自分の免疫力で乗り越えます。恐怖はいらないでしょう。しかし、感染が広がらないように、しっかり感染者の疑いがある人の隔離が重要です。

3700人が乗っているクルーズ船は、香港の患者が乗った関係で、感染が広がる可能性があり、検疫により、対策も変更があり、感染拡大する前、隔離が大事です。
2020-02-05