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札幌ユネスコ協会2019年度例会 寺子屋とマイケルジャクソン
カテゴリー 陶氏療法
札幌ユネスコ協会2019年度例会(寺子屋勉強会&懇親会)が7月7日、札幌パークホテルで開催しました。いつもの夜間例会は昼で行い、お酒なしで、とてもいい気分になりました。

寺子屋支援は1990年「国際識字年プロジェクトチーム」発足して、古本英之代表で、バングラデシュ寺子屋支援を決定しました。理由がアジアNo1、世界No51貧しい国でした。勉強会の講師、古本副会長は当時のことを話しました。バングラデシュの首都ダッカから200㎞離れたラクシュミプール県に寺子屋を作りました。電気もない、水道水もないところに、識字教育が始まりました。10年を経過して、六軒の寺子屋と一軒のトレーニングセンターを建設して、地元の県政府に引き渡し、公立小学校として運営していただけるようになりました。

札幌ユネスコ協会の「世界寺子屋プロジェクト」の活動は2009年6月スタートして、カンボジアスタディで寺子屋と井戸を作りました。2013年は東日本大震災子供支援後援会も取り入れて、国内の学生支援も行いました。今年はユネスコ寺子屋運動30周年になり、先輩たちの努力により、ユネスコ運動の意義が年数かけながら、分かりやすくなりました。

ユネスコ寺子屋支援活動のきっかけはたくさんの有名人の資金支援の話で盛り上がりました。一人はマイケルジャクソンです。日本に公演(1987年)に当たり、彼の愛用品のオークションと肖像入りゴールドメダルの収益金1000万円あまりはそっくりユネスコ運動のために寄せられました。マイケルの名の冠を一切拒み、ただ「学ぶ機会に恵まれない途上国のこどもたちのために」との願いでした。日本公演後、「なぜ民間のユネスコを選んでくださる」と聞いたら、「ユネスコの支援活動はギフトではなく、コーアクションだったからです」と答えたエピソードを聞きました。
2019-07-08