陶氏診療院

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脳卒中と治未病
カテゴリー 陶氏療法
いつも兵庫県から勉強と施療に来る歯医者先生に凄い体験を教えていただきました。

先月中旬、60代の奥さん(歯科技師兼歯科医院の会計)、リフォームした新医院のため、毎晩遅い時間で働いて、遅い時間の晩御飯、遅寝を重ねて、ある日歩くと踵(かかと)が痛くなり、その日の夜中に腕が動かないことに気付きました。奥さんは異変を歯医者先生のご主人に伝えて、先生はすぐ奥さんが脳卒中と判断して、今まで中国医学で習った救急対応を実施しました。

まず、10本指爪内側のツボ「十宣」を画鋲で一滴血液を出します。冷えた細い指先、普段の採血と違って、なかなかうまく一回で出せないです。10本指に、17-8回を刺して、なんとなく全部出しました。その後、背中の経絡をカッサーして、普段より濃い瘀血が出ました。

朝になって、電話て指導を求めて来ました。FFCパイロゲンを毎日900mlを飲んで、ご飯の代わりに、玄米酵素を食べ、晩御飯を抜き、早寝するように話しました。指導の通りで、先生夫婦は実践して、早寝(夜7-8時)をしました。奥さんはほぼ三日間寝込みました。脳卒中発作24時間後、動けない腕、指から少しずつ動くようになり、出来る腰痛体操やリハビリをして、二週間後半日出勤もできるようになりました。今一か月たち、ほぼ後遺症なく、回復しました。

脳卒中した翌日、家族は病院行くと言ったけど、先生の考えは、もともと腎臓弱い奥さんが、脳卒中の対症療法の副作用を考えると、使えないでしょう。周りの脳卒中後遺症で悩んでいる同僚を見て、自分の知識を信じて、奥さんの危機から脱出して、素晴らしい結果を現す、大変勉強になりました。その結果は、先生がまとめて、学会に発表すると言っています。期待します。
2019-06-11