陶氏診療院

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科学データからの安全性と条件
カテゴリー 生活の知恵
食品添加物の安全性について、厚生労働省の規定は、人の健康を損なう恐れのない場合に限り成分の規格や基準を定めた上で使用許可を定めました。

日本で使用されている食品添加物約1,500品目(約4,500個)あり、その安全性について、すべて条件付きの安全性として、理解してほしいです。国の安全性の基準は:一品目毎の動物実験;複数摂取のデータではない;複数世代のデータではない;人の実験データではないです。

食品添加物は食品に入り、食品との反応、または複数食品添加物間の反応、まったく分からないままで、使用していることが多いことを理解して、加工食品の選択には参考してほしいです。

玄米講師の勉強会で、ぜひ皆さんに避けてほしい、知っていることをいくつか紹介して、買い物時に確認してください。

●亜硝酸ナトリウム(発色剤)と肉や魚のアミンと反応して、発がん物質に変化します。ウインナー、ハム、たらこによく使用します。

●アスパルテーム(甘味料)は動物実験で白血病とリンパ腫の報道がありました。低カロリー飲料、ゼリー、チューイングガム、チョコレートによく使用します。

●安息香酸ナトリウム(防腐剤・防カビ剤)とビタミンCと反応して、発がん物質ベンゼンを生成します。栄養ドリンク、炭酸飲料によく使用します。

●カラメル色素(着色料)はⅠ~Ⅳまであり、Ⅱ~Ⅳは発がん性疑惑あり、表示の区別はできないです。ソース、菓子、飲料によく使用します。

●加工デンプン(増粘剤・安定剤・乳化剤)は11種類の中2種類について、EUで乳幼児向け食品への使用禁止の発表があり、安全情報が不足で、スナック菓子、生菓子、ドレッシングによく使用します。

●グリシン(日持ち向上剤)は塩味を緩和し、食塩の過剰摂取につながり、弁当・サンドイッチ・おにぎりによく使用します。

●タール系色素(着色料、赤色40号・104号、黄色4号・5号)は、イギリスで子供の注意欠損、多動性障害との関連疑惑があり、漬物・かまぼこ・お菓子によく使用します。

●ナイシン(保存料・抗生物質)は安全性データは少ない、チーズ・ソース・ドレッシングによく使用します。

●OPP、TBZ、イマザリル(防カビ剤)について、OPPは発がん性、TBZは催奇形性、イマザリルは繁殖と行動発達異常報告あり、輸入柑橘類によく使用します。

●リン酸塩(リン酸Na、ポリリン酸Na、メタリン酸Naなど、結着剤・乳化剤・食感向上)は腎機能低下の誘発、腎石灰症発症率上昇の報告があります。練り製品、加工肉類、生菓子によく使用します。
2022-06-22