陶氏診療院

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栗と水素と還元力
カテゴリー 生活の知恵
今年は北海道産の天然栗(友人の別荘地から)をたくさん拾ってきました。最近、私の主食として、毎日食べてみました。食べ方はシンプルで、乾燥した栗の固い殻を剥いて、朝の朝食と一緒に蒸す、そのあと、中の皮を剥いて食べます。とても甘くておいしいです。

しばらく食べると、毎日の、おならが増えました。最初は気にしなくて、いよいよ子供に「パパのおならが長い」と言われ、確かに最近のおならが多くて、しかも、まったく匂いがないから、いろいろなことを考えるようになりました。

まず、毎日栗を食べることはない日常生活、毎日食べると、こんなにおならが出る事を確認しました。普段、五色豆の入った発芽発酵玄米ご飯、毎日納豆と豆腐入り味噌汁を食べ、おならが出るのは、豆の効果で、普通に思います。今回、毎日の栗を食べ、その増えたおならは栗の効果に間違いないです。

栗と言ったら、「現代においては、ほんのりとした甘さを生かして石焼きにした甘栗、栗飯(栗ご飯)、栗おこわの具、茶碗蒸しの種、菓子類(栗きんとん、栗羊羹など)の材料に広く使われている。シンプルに、焼き栗や茹で栗にしてもおいしく食べられる。ヨーロッパでも広く栽培・利用され、焼き栗の他、マロングラッセに仕立てたり、鶏の中にクリを詰め込んでローストにしたり、煮込み料理などにする。またイタリアではクリを粉にしてパンやクレープ、ケーキ、ニョッキなどに利用する。」(『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

料理やお菓子に使う栗は、縄文時代は主食として使われていました。農耕ではなく、移動して狩猟でもない縄文人は、栗を主食にして、一万年以上日本に居住の歴史が残っていました。その栗の健康効果は言うまでもないでしょう。

おならが臭くないことは、栗は腸内細菌により、発酵して、水素と言うガスが分解され、その水素はエネルギーでもあり、抗酸化物質でもあり、栗からでは水素と玄米や大豆からでは水素と同じ、便やおならが臭くなくして、健康効果が発揮されました。縄文人を支えてきた栗のパワー、偶然に体験でき、身体で教えてくれることは、友人に感謝です。
2020-12-21