陶氏診療院

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病気のメカニズム
カテゴリー 中国医学
6月14日、漢方アロマ療養師育成校理論中級コース単位三の勉強は、病気の原因(外因)と病気の発生メカニズムでした。

中国医学の病気の定義は陰陽バランスの失調です。陰陽の両面は、身体で見ると、内外でもあり、邪気と正気でもあります。そのバランスの維持は日常生活の過ごし方や環境などの影響によります。環境に合わせて、体内の正気が強く保てば、邪気に負けなければ、病気の発生も防げます。

具体的なチェックポイントは陰陽・気血水・五臓六腑のバランです。勉強は西洋医学で認識できない身体の生理と病理反応と裏の原因です。原因が分かれば、きっと本人も治療方法に気づきます。その原因を探すコツ、身体と自然環境の相関関係を教えることは、中級コースの勉強所です。

今の人々は、身体から出た様々な症状を、西洋医学の判断基準で、病気を決めます。対症療法の西洋医学は、身体から出た症状を抑えることで、見た目が症状の解決はしたけど、本当の病気の原因を残したままで、いつの間にか、症状や病気が戻ってくるでしょう。

中国医学の勉強ができたら、病気の原因を探すのが上手になり、病気の原因を解決することは、対因療法として、根本的に問題を解決するでしょう。次回の授業は7月12日です。再受講をお待ちしております。
2022-06-17