陶氏診療院

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恐怖感と免疫
カテゴリー 中国医学
新型コロナウイルス流行の恐怖感が再び日本の第三波の到来で、日本中に広がりました。

恐怖感の一番の理由は「見えない敵」の存在です。新型コロナウイルス、肉眼で見えないほど、日本中に市中感染の報道により、どこでもいるほど、恐ろしいです。最近の家庭内感染が増えることは、家族がだれかどこで感染して、自宅に持ち帰ったでしょう。家族さえ、信頼できないほどの現実は怖いでしょう。

恐怖感の二番目は、感染した後の後遺症が心配です。今までの呼吸系感染症と違って、呼吸系以外組織の損傷、特に免疫力の損傷により、持病を持つ人に、致命的な結果を招くことがあります。または後遺症の慢性化、肺の繊維症により、労働力の喪失につながります。それも恐怖の理由でしょう。

恐怖感の三番目は周囲の迷惑により、いじめ問題で、コロナ差別が起こります。自分自身から、家族を巻き込まれ、日常生活にも影響するほど、身体の問題から精神問題に拡大することでしょう。または自分が感染して、病状は軽いけど、家族の年寄りに感染が移り、死亡の事実となると、心に罪悪感も残るでしょう。

恐怖感は知らないから始まります。しっかり勉強して、恐怖感も減るでしょう。

恐怖感が強い人こそ、中国医学から観ると、腎気が弱い人です。腎気は恐怖をコントロールしております。子供時の腎気は強いから、何も怖いものがないです。しかし、年とともに、人生の失敗経験を積み重ねると、腎気も衰弱はじめ、特に持病を持つ方、年よりの方は、腎気が低下して、より恐怖感が強いです。

腎気は直接免疫力につながります。腎気が低下すると、恐怖感も強いけど、免疫力は低下し、より新型コロナウイルスの感染リスクが高いです。腎気を高めるため、冬の早寝遅起き、しっかりした食生活(過午不食と玄米菜食)などを取り入れることが必要でしょう。

恐怖感と免疫、心の備えができましたか?
2020-11-16