陶氏診療院

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西洋医学の他力治療と自然治癒力の自力健康維持
カテゴリー 中国医学
中国医学の哲学的の考えから、無数の患者を健康に導くことで数千年の経験が検証されました。その威力の真髄は身体のことを知り尽くして、自力を最大限で発揮したことでしょう。

私は小さい時から、健康に感心するきっかけは家族の話です。お爺さんは子供七人を生んで、大人になっているのは父の三男と叔父の五男です。五人の息子が幼児時に肺炎などの病気で東京で亡くなりました。当時の日本の医療も戦争時期で、今のような万全な対応ができていないでしょう。もちろん、中国医学の医療も東京ではあまり受けていないでしょう。家に残っているお婆さんの家庭用日本語の医学書も今でも私の最初触れた医学の読本です。

私は上海で生まれて、三人兄弟が幼児時、少し熱が出ても、お爺さんが心配でたまらないです。20世紀60年代、中国上海の医療環境は整えて、肺炎になっても、脱水や感染症で死亡までは少ないです。三人とも元気で順調に成人になりました。

今度、私の子供が二人で、中国医学と西洋医学の環境で、16歳の娘と18歳の息子は学校で風邪では休みしたことないほど、自慢で元気に育ちました。

今まで西洋医学の他力治療で、幼児の死亡率が減るのは事実です。そのため、統計的に平均寿命もかなり延びました。

しかし、成人になった人々の最大の病気は生活習慣病です。生活習慣病に対して、薬や手術にはなかなか改善の見込みがないです。生活習慣病の撲滅するには、生活習慣を変える、ちなみに自分の努力により、自然治癒力を生かして、健康に戻るしかないです。特に生活習慣病のいろいろな後遺症に対して、自然治癒力は欠かせないです。

西洋医学の他力は、外傷やケガ、または救急医療時に有用性が証明され、慢性的な疾病、生活習慣による病変、手術や薬でも解決できない病気は、身体の自力で頼るしかないです。西洋医学と中国医学両方とも知る私として、双方の良さを融合する統合療法が一番の頼りになり、様々な病状の患者さんに対応できます。

他力と自力、上手く共鳴できるように、健康の左手と右手のように、バランスも大事でしょう。
2017-06-20