陶氏診療院

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薬とワクチン
西洋医学内科の病気治療と予防武器は薬とワクチンです。薬とワクチン、その違いが分かりますか?

薬、日本語の発音はクスリと言います。逆に読むと、リスクになります。その通りで、薬はリスクがあります。中国語はすべての薬は三分の毒と言います。

薬の開発や臨床検証も、どうしても不都合の結果が出ます。それは副作用や毒性により、いろいろなリスクがあります。病気を治療するため、ある程度のリスクは容認レベルがあります。それを超えると、患者さんが受けた利益、益と不益のバランスが崩れると、薬の開発を中止するしかないです。

ワクチンの開発の対症は健康な人々です。感染症を予防するため、副作用を「ゼロ」に近い要求があります。その基準が変わることはないはずです。しかし、今回の新型コロナウイルスのワクチン開発、今までの人類が作った基準をはるかに破り、科学者たちの道徳基準も超えて、反対者が出る事も当然です。

世の中に、正しいかどうかは、時代、環境により、基準が違います。生命に対して、緊急性と大多数のために、意見も違います。今回の新型コロナウイルスの出来事で、未来の人類の行動に大きな影響をすることは間違いないでしょう。命は、人類だけではなく、地球上のすべての命を運命共同体の考えを大事ではないでしょうか。薬やワクチンは、人のための手段として、地球レベルの配慮も必要かもしれないです。
2022-08-02