陶氏診療院

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病が気からと般若心経
般若心経に「色即是空空即是色(しきそくぜーくう、くうそくぜーしき)」は、色は空と異ならず、空も色と異ならず、色即ち空なり、空すなわち色なりと解釈になります。

『空即是色と対をなす。「色即是空」の区切りは「色、即是、空」とされる。色(ルーパ)は、宇宙に存在するすべての形ある物質や現象を意味し、空(シューニャ)は、恒常な実体がないという意味。すなわち、目に見えるもの、形づくられたもの(色)は、実体として存在せずに時々刻々と変化しているものであり、不変なる実体は存在しない(空)。仏教の根本的考えは因果性(縁起)であり、その原因(因果)が失われれば、たちまち現象(色)は消え去る。』(Wikipediaより)

般若心経は仏教の根本教理と言われ、世の中のすべての物の因果関係を説明して、健康と医療からよく使われた言葉「病が気から」も同じ意味をしております。病が患いたくない時、その病になる「氣」(病気)を避ければよいです。病の気を避ける方法は、中国医学の「黄帝内経」から沢山教えられていました。普段健康を保つ「元気」(正気)を維持すれば、病の気(邪気)を防ぐこともできます。早寝早起き、過午不食、しっかりした朝食と主食を守り、感謝と愛の心を持ちながら、健康生活を送りましょう。

般若心経を読んで、その真義を理解して、自分の身体の正気・元気を守ることで、今回の新型コロナウイルスの感染にも予防でき、乗り越えるでしょう。
2021-05-05