陶氏診療院

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中国医学の一二三
中国医学を語ると、「天人合一」、「陰陽五行」、「天時、地利、人和」は欠かせません。それは、中国医学の一二三です。

一、「天人合一」:天と人間とは本来的に合一性をもつとし、あるいは、人は天に合一すべきものとする中華思想。

二、「陰陽五行」:中国の春秋戦国時代ごろに発生 した陰陽説と五行説、それぞれ無関係に生まれた考え方が後に結合した中国人の世界観です。宇宙は陰陽から成り立つ、すべて物事の二面性です。二面性のほかに、動物から植物、鉱物まで、様々な性質により、木火土金水の五行が誕生しました。陰陽五行の関係を身体の仕組みに解釈されました。

三、「天時、地利、人和」(天の時、地の利、人の和):孟子『公孫丑章句上』一節の「天時不如地利。地利不如人和」(天の時は地の利に如かず 地の利は人の和に如かず)に由来する慣用句の省略形。「天の時、地の利、人の和」の意で戦略が成功する三条件を示すともされるから由来です。

中国医学の一二三は、医学と宇宙、時空と繋がり、人の健康と病気も、単なる個人行為だけではなく、環境と運勢も関連あり、単なる身体の臓器の局部だけの診断と治療は、問題を徹底的に解決にはならないでしょう。

中国医学の勉強は、人生勉強のような、奥深く、楽しい、面白いです。

中国医学の授業を毎週行っています。皆さんの参加をお待ちしております。
2021-03-06