陶氏診療院

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「こんな夜更けにバナナかよ〜感動実話との出会い」
2019年1月10日、年明け最初の札幌市倫理法人会・第1655回経営者モーニングセミナーは、講師に大泉洋さん主演映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」を企画・プロデュースされた映画会社「松竹」のプロデューサー、石塚慶生(いしづかよしたか)氏をお迎えして、テーマ「こんな夜更けにバナナかよ〜感動実話との出会い」をご講話いただきました。

鳥取県米子市出身の石塚氏は、高校時代はアニメやマンガ好きのオタク少年でした。東京に上京して、大学は理工学で学んだものの、畑違いのエンターテイメントの世界を目指して卒業後はコマーシャル制作会社に入社。後に松竹株式会社に転職。映画のプロデューサーとして、大ヒットした「子ぎつねへレン」「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめ数多くの作品を手がけてこられました。2012年公開された「わが母の記」は第35回モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリ、日本アカデミー賞は優秀作品賞、第32回藤本賞・奨励賞など受賞し、多大な評価を受けました。

「こんな夜更けにバナナかよ」との出会いは三年半前。映画監督の前田哲さんの推薦で、ノンフィクション「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(文藝春秋刊)に出会いました。原作に感銘した石塚氏は、前田監督と脚本家の橋本裕志さんと共におよそ二年がかりで脚本を開発しました。筋ジストロフィーと戦う鹿野靖明さんの人生、彼に関わる若いボランティアや家族の人生が大きく変化していく姿にフォーカスを当て、笑いと涙の感動物語。鹿野役は企画当初から念願だった北海道出身のの俳優、大泉洋さんに決まりました。昨年の6月に北海道で撮影され、昨年末の12月28日から全国公開されています。

ともすればマイナーな題材になってしまう題材ですが、数多くの方に見てもらえるよう「笑って泣ける映画」が出来ました。映画を見終わった後に爽やかな気持ちで映画館を出て行ける作品です。映画は人生を豊かにしてくれます。是非、たくさん映画を見てください、と締めくくりました。

本日の参加者は、83名82社、単会45名45社、女性39名でした。
2019-01-11