陶氏診療院

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種の生命力
2000年前の中国医学巨著「黄帝内経」に最高の食は生命力が溢れる「種」と言いました。

種には生命力があり、その生命力を保護するフィチン酸があります。フィチン酸は未精製の穀物や豆類に多く含まれます。現在の食品加工にも、抗酸化剤としてよく使われます。フィチン酸は発芽するまで種が守ります。数千年前の墓に見つかった種でも発芽できるのは、フィチン酸の貢献にあります。

フィチン酸はリンの貯蔵形態であり、フィチン酸消化酵素であるフィターゼがなければ消化ができないです。人はフィチン酸消化する酵素はないため、さらにフィチン酸はそのままに摂取すると、鉄やカルシュウム、銅などミネラルの吸収を阻害と消化酵素の抑制します。もちろん、そのため、フィチン酸の健康効果もたくさんあり、結石の予防、重金属の除外、抗酸化により免疫力の向上などがあります。種や豆類の食用する時に、工夫が必要です。

もっとも簡単な方法は発芽と醗酵です。発芽する時、種や豆類の消化酵素を活性化して、フィチン酸を分化して、リンの吸収にも助かります。その調理方法はもやしのように発芽させることです。発芽発酵玄米御飯は2000年前の中国医学巨著「黄帝内経」に書いているほど、お勧めしましたます。

種の生命力を主食に取り入れて、健康の基本も守れます。種を用いて、命の種を撒きましょう。
2017-08-08