陶氏診療院

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進化・合理性・最善
普段の予防医学講演会に、よく野生動物の例を用いて、地球上の生物の共通点を一緒に理解します。

鳥はなぜ膀胱がついていないですか?鳥から見ると、空に飛ぶ時、わずかの余計な重さもエネルギーの無駄で、尿が生成した途端で排泄します。そのため、鳥の糞はいつも尿と混ざって、べたべたでした。

人間も同じように進化して、無駄のない生理機能になっているでしょう。今日は言いたいのは身体の血液のことです。普通の60キロの成人は血液の総量は約体重の0.8%の4.8Lでしょう。その血液も効率よく新陳代謝の回ってきます。

例えば、よく子供時親から「食事中に会話するな」と言われたことはよくあります。食事時、集中することで、誤嚥や舌を咬むなどの事故を防ぐから、話すと脳にも血液を取られ、消化吸収に影響します。肝心なのは食事は身体の修復する時と同じで、副交感神経を優位しております。もし、食事しながら、宿題をするやパソコンを仕事するなどがとても危険です。理由は同じで、副交感神経働く時間で、宿題をするや仕事をするなど、交感神経も使われ、消化器官への血液が減ると、消化不良や、自律神経失調になりやすいでしょう。

もっとも問題なのは晩ご飯と造血の関係です。身体は夕方5-7時に造血指令(ホルモン)を生成します。もし、その時に食事や運動をすると、身体を修復する大事なホルモンの分泌に邪魔され、習慣化になると危険でしょう。

身体進化のことを理解して、身体に優しい生活習慣を身につけると、生命に最善を尽くし、きっとあなたも野生動物と同じように「ピンピンコロリ」になるでしょう。
2017-08-06